リアダ

お腹が痛くなったとき、ハナは心配してくれた。お茶を飲むために、すぐにお湯も沸かしてくれた。でも、その横でリアダ<運動>しよう!と言ってくる。マロワンもタカイタカイして!と言ってくる。腹痛で話す気になれなかったけど、さすがにハッサンに行ったらいいよ!と言われて、アラーシュ<なんで>と聞くと、「体がすっきりする」みたいな答えが返ってきた。なるほど。具合が悪いときは、身体にいいものを取り込もうとするのがモロッコの考え方なのか。
アミンはよく風邪をひく。熱が38度以上になることもたびたびだ。さてここでどうするか。外に連れ出すのだ。ジェニーいわく、身体が熱くなっているから、涼しい外で身体を冷やすそうだ。アミンはふらふらしながら、でも喜んで外へ行く。不思議なことに次の日は結構元気だったりする。モロッコ健康法なぞが多そう。