久しぶりの図工

今月は図工。12月1月は音楽をしていたが、2月からは図工を。色々考えた結果、紙版画チャレンジ。紙は空き箱などを利用。家から持ってこさせる。木工用ボンドとはさみを用意した。モロッコ事情がかなり分かってきたので、ある程度は私が用意することにした。
初回はエコールアラール。活動を始めて、初めてのこと。子ども達のほとんどに忘れ物がなかった。前回の授業であらかじめ「次はこんなことをします。」って、すべての流れを見せたのだ。だから、子ども達の心の中で、「あれがしたいから、忘れないようにしよう。」って思えたのだろう。キイコは非常に嬉しい。
紙版画って言っても、道具の面からも時間の面からも、日本のそれとは比べ物にならないほどのレベルのものだ。どちらかというと、スタンプ遊び、って感じ。でも、初めてなんだから、それでいいや、って自分に言い聞かせる。
1,2,3年生には○△□などの形だけを土台に貼らせていく。子ども達はそれでも、すっごく楽しそう。そりゃそうだ。自分で選べるし、自分の好きなようにできるんだから。
4,5,6年には○△□でもいいけど、顔を紹介する。楕円に目、鼻、口などを貼り付けていくだけ。形でも、顔でも、自分で選ぼうね、って指示する。子ども達はみんな顔を楽しそうに作り上げていく。
子ども達の素敵な笑顔にたくさん出会えた。感激。あまりに長い間、子ども達と向き合っていなかったので寂しかった。やっぱり子ども達と一緒に過ごす時間はいいもんだ。
残念ながら、作品の中には、1つ1つのパーツが小さかったり、持ってきた紙質だったりで、うまくいかない可能性のものがある。でも、来週何とかしてあげたい。