おめでとう、ジャッキー

ジャッキー

今日はなんとなく、でも、どうしても、ナジュワとおしゃべりしたかった。時々訳分からず、気持ちが沈むけど、ナジュワとしゃべるとなぜかすっきりするから。
今日の私の行動は大正解。ナジュワの弟、ジャッキーの7回目の誕生日だった。ナジュワーは仕事を急いで終わらせて、ジュースやお菓子の買出しに行っていた。途中で会って、私はパーティーのお手伝い。よかった、お菓子持ってきて。先週フェズの帰り、セフローの行きつけのお店で買ったお菓子をナジュワと食べようと思って持ってきていた。ナジュワはケーキも用意。ちゃんとろうそく7本。

ブールメン、さすがです。ナジュワは今日のパーティを誰にも言ってないんだけど、軽く用意をしたら、ジャッキーの友達の家を回って、子ども達を集めた。こんなこと、日本じゃないなあ。もちろん私も同行。
用意している途中でジャッキーが遊びから帰ってきた。友達が集まっているので、びっくり。照れていた。ろうそくに火を灯し、みんなでハッピーバースデーを歌う。さすがモロッコ。1番は英語、2番はアラビア語、3番はフランス語だった。

みんなでケーキとジュースでお祝い。音楽に合わせついつい体が動くモロッコの子ども達。打楽器がすごく上手。
帰りはみんなをナジュワが送って行く。ジュースの残りを飲みながら歩くアブドゥーラとレイラ。ナジュワが「ウイスキー飲んでるみたい!」って大笑い。負けじとアブドゥーラの弟、ウッサマは私のリュックのペットボトルの水を見つけ、ぐいぐい飲む。彼は最近私を見かけるたびに「水ちょうだい、お願いお願い。」と水を奪う。ちなみに水はブールメン産。

今日行ってよかった。ナジュワのお母さんは今もカサブランカの病院にいる。お母さんもジャッキーの誕生日は気にしてパーティーをしてあげて、と言ったそうだ。こういう場は一人でも多いほうがいい。よかった。
ナジュワは本当に素敵だ。ジャッキーの面倒をしっかり見ているし、子どもが大好きで、いつも明るくて、こういう人を太陽みたいな人って言うんだなって思う。ブールメンでよくぞこの人と出会えた、と心から思う。出会いに感謝。
ジャッキーおめでとう。