再会3

kerocco2008-06-19

6年生4クラスに15分ずつモロッコについての話をさせてもらった。彼らが3年のときに担任をした。久しぶりに彼らに話ができること、派遣前から子どもたちにモロッコの話ができること、何より出発前に子どもたちに会えることがとてもうれしい。まだモロッコに行っていないので、何を話そうかと悩んだけど、OVからもらった写真データを使って、ブールメンのこと、イスラム教のことをほんの少しだけど話をした。知らない世界に驚きの声を上げる子は少なくなかった。あの笑顔がこの仕事の喜びの一つだ。
教え子の一人はこっそり手紙を渡してくれた。モロッコに着いて一週間後に読むように表に書いてある。素直に従おう。パスポートと一緒に持っていく。
5年生にも顔をだす。5年生がまだかわいい1年生だったときに担任をした。そのとき、私も1年目だったので、お互い分からないことだらけ、でも、それが楽しかった。あどけなかった彼らももう5年生。しっかりしてきた。私がいつ来るかも分からないのに、寄せ書きを用意してくれていた。かつてのクラスの仲間で。リーダーシップを発揮したCちゃんは感受性が強い。私の顔を見ただけで涙を流してくれる。こんな教え子をもてた私は本当に幸せだ。ちゃんと手紙を書かなきゃ。寄せ書きに加え手紙まで用意してくれたのだから。
忙しい中、授業に入らせてもらって、迷惑をおかけした。子どもたちに声をかけてくださってもいた。居心地のよい職場だった。もう戻ることはできないけど、再会したときにちゃんと成長した姿を見てもらえるよう、モロッコで精一杯に仕事に取り組みたい。
職場のみなさん、ありがとうございます。