ピースコー

ピースコーというアメリカのボランティア団体がある。このブールメンにもピースコーのボランティアが一人いる、とブールメンに到着したその日には聞いていた。でもなかなか会えなかった。おそらく旅行に行っていたのだろう。最近になってアメリカ人、マイケルとスークで出会った。すぐに声をかけてくれた。新しいボランティアが来た!って感じだった。
今日のランチはマイケルが2ヶ月ホームステイをしていたというお家に一緒にクスクスを食べに行った。私は英語で彼に色々聞きたかったけど、それはできなかった。なぜなら、彼は仏語もアラビア語もさらさらしゃべって、モロケンと話していたから。その隙間で英語で会話するのはなんか失礼だなって思ってやめた。
でも、英語にほっとする自分に驚く。アラビア語よりフランス語、フランス語より英語のほうが分かる。フランス語を勉強して、英語が全然話せなくてなっていたけど、カリムやマイケルと話すうちにいくらか勘が戻ってきた。マイケルは私に「英語、仏語、アラビア語、どれで話をしたらいい?」って聞くけど、おふこーすいんぐりっしゅ。本当は仏語で通したほうが仏語の力が上がるんだろうけど、ネイティブスピーカーとの会話も大切にしたい。ちょっと欲張ってみる。そして、どれもこれもが中途半端になりそうだ。
帰り道でちょっとおしゃべり。この暇なブールメン生活をどうしているかとっても疑問に思っていた。日ごろ何をしているか。いたって普通。読書、スポーツ、料理、カフェ。8月中は仕事はない。でも、ブールメン生活を快適に過ごしているようだ。やっぱり日本で忙しすぎたから、暇を楽しめない私がおかしいのかもしれない。あ、でも、私は1ヶ月以上ブールメンからの外出禁止だし、カフェにも行けないし、キュイジーヌも今はないから、ひまでくるし〜と思うのは当然かなあ。どっちだと思います?