ハッサン・ハシミ

3,4年生の教師、ハッサン・ハシミは空手が趣味。
明日から空手を習うことにしている。でも、心配だったのが夜のクラスってこと。夜一人で歩いてろくなことはない。今日、思い切って一緒に行って欲しいとお願いした。中高生にからかわれることや以前石を投げられたことを話したら、同僚みんながすごく心配してくれた。石を投げられた事実にはえらく驚いていた。今度そんなことがあったらすぐに話をするように、警察に行くように、そして自分に言うようにって色々アドバイスしてくれた。
ハッサン・ハシミは家が近いので、以前から仕事の帰り、車で近くのカフェまで送ってもらっている。明日の待ち合わせもカフェにしていたのに、心配してもっと近くで待ち合わせしようか、って言ってくれた。10mも離れていないところなのに。優しい。
私のことを気にしてくれる人がいる。それは心の支えになる。