忘れんぼう

子どもたちの忘れ物にはうんざりするくせに、自分の忘れ物は減らない。というか、無くし物や置きっぱなしが多い。モロッコの学校で働き始めて約二ヶ月が過ぎた。私のこの実態は今や周知の沙汰となった。エコールセントラルの女性同僚サウッドはよく分かっていて、今日はとうとう私の授業のあとに、私が動いた場所をすべて確認してくれた。子ども以下、、、。授業計画を学年別にノートに書いている。3年生のノートをなくしてしまった。その話をしたらさすがのサウッドも大きな声で「どこで!」と叫んだ。ラバトと伝えると、彼女はもう呆気に取られていた。