大晦日

大晦日の学校

ブログを読んで頂いている皆様へ
こちらは一日の始まりです。日本は年末に多忙を極める時間帯でしょうか。あまりに違う過ごし方で、一年の終わりと意識していないと、忘れてしまうモロッコ生活。でも、確かに一年の終わり。不思議なものです。
今年は大変革の1年でした。前半3ヶ月がうっすらの記憶になってしまうくらい。
福島県二本松市での訓練生活。本当に楽しかった。この年であんなことができるなんて。毎日時間はあっという間に過ぎて、周りのものがあっという間に消えていくのは、切ないと感じる65日だった。
青年海外協力隊としてモロッコに6月の終わりに派遣された。ラバトでのダリジャ<モロッコアラビア語>研修一ヶ月。ブールメンに到着したのは7月の終わり。7,8月は学校がお休みで、知り合いも少なくて、寂しく、つまらない毎日でした。今ままでのモロッコ生活の中で、一番辛かった時期かも。
今は子ども達みんなと知り合えて、町のあちこちで「キイコ!」と声をかけてもらえるようになった。辛い時期があっただけに、子どもの声が温かく感じる。同僚からかわいがってもらえるのも嬉しい。私は同僚が大好き。面白いし、愉快だし、明るいし、温かい。同僚は適度な距離感を保ってくれる。それが日本人の私には居心地がいい。彼らに会っておしゃべりするのが楽しみの一つ。
ブールメンいいところです。寒いけど、確かに人は温かい。
このブログ、あれよあれよと、2年目に入りました。去年の12月30日に始めたのを昨日気付きました。モロッコのレポートとはいいがたい、独り言ブログ。でも、多く方に見ていただいているようで、感謝しています。
年越しを一人で送るのはちょっと寂しいので、近所のミッスー隊員のところに遊びに行ってきます。車で1時間半も近所と言えるブールメン生活。明日の午後は青年の家のフェトのお手伝いをするので、新年の挨拶が少々遅れると思います。
今年一年大変お世話になりました。ご心配をおかけした方もいるでしょう。感謝しております。
来年もどうぞよろしくお願いします。
皆様にとって幸多き年でありますように。異国にいるからこそ心から思う、世界が幸せでありますように。
ブールメンのキイコより