大使館公邸新年会

大使館公邸にて

大使館主催新年会出席のため、ラバトへ上京。
まずはフェズで一泊。フェズの暖かさに心が緩む。ラバトのさらなる暖かさに風邪が治る。
新年会では天ぷら、ちらし寿司などの日本食が用意される。モロッコにこんなに大勢の日本人がいたとは、と驚いた。どんな人がいるのか、と気になった。モロッコ在住日本人の中にはモロッコ人と結婚した人が多いことを知った。

ラバトではもちろんお買い物は大切なお仕事の1つ。ブールメンでは手に入りづらいものを購入。アルミホイル、ラップ、お米。特に大切なのは電球。電球のためだけにメディナへ。なぜならばこの家のシャンデリア用の電球はもちろんブールメンにはないけど、ラバトでもそこらへんのお店にはない。だから電球専門店まで出向くのだ。10個まとめ買い。これでモロッコにいる間の電球は困らないだろう。

ブールメンの親しい人へのお土産も忘れない。帰宅後はハッサン・イジェルガニー家へお菓子をいくつか持っていく。ヲッシンが「キャア!キイコだーーー。」と、迎えてくれる。

大家のモハメッド家にはおいしいパンを。ハッサン校長にはおいしいお塩を。ナジュワ家にはキャラメル風味の紅茶を。ナジュワのお母さんは糖尿病をわずらっているので、お砂糖なしでも甘い風味を味わえる紅茶はいいかなって思って、持って帰ってきた。
セフローでグラタク2時間待ち。8時にラバトを出て、15時30分着。おかげで事務所から持ってきた本を読み終えることができた。初めて荷物運びを頼んだ。そんなに重くなかったけど、ちょっと楽がしたくて。それにおじさんも寒い中待っていたんだなって思うと、おじさんに運んでもらうのも悪くないと思った。10DH。

ブールメンは寒い。でもほっとする。隊員のほとんどが寒いのがいやだと言って、ここに遊びに来てくれないが、私にはブールメンがどこよりもリラックスできる場所になった。