マダムに共感

市長の家に訪問。マダムの愚痴を聞く。マダムにやたら共感する。「ブールメンのスークを歩くでしょ。みんなが私に注目するの。市長の奥さんよ、って。私はここでおしゃべりする人は1人しかいないわ。役所に出入りしている女性がいて、彼女とだけ。他の人とおしゃべりしたら、その内容が噂されるからいやなのよ。」すっごくすっごくよく分かる。歩いているだけで注目されるマダムとキイコ。ちょっとしたことでも、格好の噂の種になる二人。でも、マダムの方が辛いと思う。言葉が分かるだけに、人の様子が詳しく分かってしまうから。私は分からないから、知らん振りできる。