ブールメン音楽祭

やっとやっとできる音楽祭の報告。
今回の音楽祭にはモロッコ各地から15人の日本人が集まってくれた。ヨサコイを踊るため、手工芸を販売するため、お食事の世話をしてくれるため、その他もろもろのお手伝いをしてくれるため。協力隊ってこんなに協力してくれる人たちの集まりなんだなって改めて思った。
手工芸品を作る人々と活動をしている隊員はその製品の販売をしてくれた。みんな興味津々。残念なのは少々値段がお高くて売るのが難しかったこと。
ヨサコイでは隊員みんな大興奮。大きなステージ、まばゆい照明、観客の歓声、、、。私達は本当にブールメンのアイドルになったようだった。司会者に紹介され、隊員が叩く太鼓の音を合図に、ステージに上がる。その途端聞いたこともないくらいの大歓声。踊る前にその歓声に感動した。私は今回だけは最前列で踊らさせてもらう。ブールメンのみんなのために、筋肉痛にも耐えてがんばってきた練習の成果を見てもらいたかった。音楽祭終了後、知り合いにはほとんど会っていないけど、数人からは「すごかった。」「みんな立ち上がって拍手していたよ。」「キイコ、ブラボー。」と言ってもらえた。
音楽祭にはブールメン人の親戚もたくさん集まってくる。ここはブールメンって言うほど、この町に人が溢れかえる。その中で、隊員の協力を得て、ヨサコイを披露することができて本当によかった。ここまで来るのははっきりいって大変だった。モロッコ人との約束の難しさ、言語の難しさ、交通機関の不便さ、隊員を迎える準備、、、などなど。本当に大変だったけど、やってよかったって思える。わたし、けっこう、がんばったって思える。協力してくれたみんなに大感謝。

私達の前のベルベル人による歌とダンス。