ドレミクイズ

今日の帰り道

数え歌が順調に進んでいる。それと並行してドレミクイズも開始。去年子ども達はドレミファソラシドを覚えた。ちょっと歌ってあげるだけで続けてくる。みんなドレミが大好き。でも楽譜では見たことがない。今回の学習では五線にドレミの音符を並べたものを用意し、まずはその説明をする。ここはモロッコ人教師の力がすごく必要になる。
ドレミファソラシドは世界中で共通して使われるもの。5本の線の上にドレミを表す。ドだけはその5本以外の線を使う。レは一番目の線の下にある。ミは1番目の線の上に置かれ、ファは1番目と2番目の線の間に、、、
といった風に説明をしている。子ども達、どこの学校でも驚くほどに集中して聞く。目が真剣。たとえモロッコ人教師がいなくても、私のフランス語を必死で聞く。かなり理解している。その度に思う、この子たちは知識を得ることが好きなんだって。私は楽しくて活動たっぷりの授業をしようと努めている。ドレミを学ぶその姿からこの子達には私じゃないと与えられない知識を提供することも喜ばれるのかも、って考えるようになった。
ドレミクイズは子どもには難しいんだけど、リコーダーの音を1つ聞かせ、それがドなのかレなのか、、、って当てるクイズ。そんなことができるようになるのが大切なのではなくて、ドレミの音ってのはすべて違うんだなってことを気付くことを目的としている。そしてもう一つ。リコーダーの穴をふさぎ方で、ドになったりレになったりするってことを気付くことも大切な学習となる。
来週大切なものが運ばれる。つい昨日知った情報。これからの残りの任期、大切なものと共に子ども達と密な時間を過ごしたい。
今日の活動:エコールタズルマット

タズルマットからの帰り道