羊をさばく人

昨日お邪魔したハッサン・イジェルガニーは「自分は仕事で疲れているから。」という理由で、羊を犠牲にする過程を人に頼みました。が、同じ教師でも自分でやっている人は多い。また、エコールアラールのハッサン校長はできないので隣人に頼んでいる。ブールメンでも出来ない人や人の頼む人は多い。都会に行くとできない人は多いように思う。
じゃあ彼はなぜできるのか、それは子どもの頃からいつも目にしていたから。ライード以外にも見る機会があったのかもしれない。肉屋さんはもちろん、子どもの頃から慣れて出来るような人にとって、このライードはお金を稼ぐよい機会となっているはず。
ozatomoさんの羊がさばけないと一人前の男と見れない、、、分かる気がします。ハッサン校長の奥さんがぼつりと「ハッサン以外はみんなできる、、、。」とつぶやいたのが印象的。彼女のお父さんは高齢にも関わらずガンガンさばいていきます。