最終報告(ブールメン・ミッスー)

最終報告が終わった。ブールメンでは校長先生達に。ミッスーの教育委員会では初等教育担当者に。
エコールセントラルの校長は出張だとかで欠席。代わりに2年生のモハメッド・ラッフォウが出席。またハッサン・ベッカーやドリスまでが出席。そうなるとちょっと困るわけで。発表原稿には「教師がよく出て行って困った。5分でもいなくなると子ども達は騒然として大変だった。教師が30分の授業中必ずずっといると信じられたら、もっと難しいことも提供できたが、この現状ではここまでが限界だった。」と言いたかったけど、直接教師に伝えるのはまずい。ってことで当たり障りなく。でもこれだけは言った。「私がフランス語を使ったのは教師に訳してもらうという役割をもたせたかったから。そうすることで教師は教室にいてくれると考えました。」キイコの本音をようやっと伝えた。ハッサン校長の表情から私の苦労が分かってもらえたと感じた。
ハッサン校長から感謝状を受け取った。私のリクエスト通りフランス語とアラビア語で。アラビア語はわざわざ手で書いてくれた。またJICA関係者にも感謝の気持ちを表してくれた。2校の校長とは大違い。タズルマットは小さくなって。セントラルはどこぞへ。二人からありがとうなんて期待してはいないけど。
ミッスーの教育委員会では教育長やその下で働く人は残念ながらブールメンに出張に出ていて挨拶ができなかった。だから初等教育担当者に報告をした。ここでは考えていたことや言いたかった事すべてを伝えた。教育長に伝えておくそうだ。
どんどん私のすべきことが減っていく感じ。今からフェズ、メクネスへ。外は強風。無事に行けるか心配。