親戚

ハナ

ロッコでは親しい人には、しょっちゅう顔を見せたほうがいいように感じる。ナジュワのお母ちゃんも一週間顔を見せなかったら「何していたの?」って心配してくれる。ブールメンで暮らし始めて約2ヶ月。私の家の下の家族のモハメッド家、ディレクターのハッサン家、友達のナジュワ家の3軒が私の心の拠り所になったように思う。3つのお家を中心に私はフトールを行ったり来たり。合間に小学生から引っ張られたお家へ行く日々。
今日はハッサン家。昨日何気なく約束したフトールだったけど、行って驚く。計14人で食事。ハッサンの娘サファに名前や関係を教えてもらう。おじさんで、おばさんでと意味は分かるけど、人数が多すぎて頭の中がごちゃごちゃしてくる。家系図を書いてもらってようやく理解する。ふう。
今日の食事、おいしかった〜。ラマダン中のフトールは好きなものが多いけど、今日は特によかった。タジンがあるのがいい。それも魚のタジン。おそらくいわし。どこから来るんだろう。ま、それはいいとして、タジンやピザみたいなパンなど、お腹がすいたときに満足できる食べ物がいっぱい。
1つ発見。一般的なのかどうか分からないけど、お料理はハッサンの奥さんが一人ですべてを作るわけではない。ここに来た女性が手分けして作る。私はタジン、私はピザ、私はサラダみたいな感じ。分かっていれば用意したかったな。奥さんが「彼女が作ってくれたチャーハンはおいしかった。」と親戚の人に言っていた。チャーハンならばお安い御用。月曜日にまた行く約束をしたので、持って行こうかな。
カメラをお休みしていたので食事の写真はなし。上の写真は以前撮ったハッサン家の末っ子ハナ。ハナはすごい。私のアラビア語の発音は悪いので、子どもには分かりづらいはずなのに理解してくれる。私の大切な友達。