フトール5回目

ハッサン家フトール

今日のフトールはハッサン校長のお家で。ハッサン校長のご家族には本当に久しぶりに会った。長男のアハメッドが夏休みの間にぐんと背が伸びてびっくりした。中学3年生。随分大人っぽくなった。小学2年生のハナは変わらず私の大切な友達。
今回のラマダンでは私は目標を立てている。フトールの時間に1人で家で過ごさない。ブールメンにいるならば、必ずどこかの家にお邪魔してフトールをご馳走になるつもり。スペイン・フランス旅行や再来週の最終報告会出席のために、ブールメンの親しい人と一緒に過ごせるフトールの回数は限られている。だから1日も無駄にしないようにしたい。
実はモロッコ滞在日数めっちゃ少ないことに気付いた。来年の3月21もしくは22日にはモロッコを出ることが決まった。残り5ヶ月半ほどしかないのだ。もう二度と経験できないであろうブールメン生活。1日1日の重みが今までと違ってくる。
任国外旅行にも行った。たくさん日本人とも過ごした。心行くまで買い物も楽しんだ。おいしいものも食べた。豚肉もワインもビールもいっぱい口にした。夏、私はブールメン生活から離れてたくさんのことができた。夏休み前私は確かにブールメン生活に疲れていた。いつも誰かに見られている。1人になれるのは家の中かフェズよりも遠いところ。隣町セフローでさえ、私を知っている人に出会う。狭い人間関係に本当に疲れていた。でも、2ヶ月以上のバカンスによって私は元気を取り戻すことができた。今は誰に会っても楽しい。昨日子ども達がスークのど真ん中で私が教えた歌を歌ってくれた。30人以上の子ども達からほっぺたにブシュってしてもらった。みんなに会えるのが嬉しかった。
最後に自分で「精一杯やった。」って思えるように一日一日を大切にしよう。