ライード1日前

明日がライード。ところがメッカでは今日ライードを迎えている。ライードのあるこの一ヶ月間(イスラム暦にて)、メッカで祈りを捧げる人が大勢いる。裕福でかつ敬虔なイスラム教徒。このブールメンからも2人メッカを訪れているそうな。1人は私の知っている役所で働く愉快なおじさんだった。
イードを迎えるため大掃除をしたり、ハマムに行ったりして準備をしている。たくさんの人がハマムに行っているので、私は寒いのを我慢して家のシャワーにした。
お昼ハッサン・イジェルガニーのお家とエコールアラールの校長先生ハッサンのところに顔をだした。羊はまだいなかった。
ハッサン・イジェルガニーのお家では山羊がつるされていた。まったくよく分からん。ハッサンに聞いたら「メッカでは今日ライードを迎えているだろ。だから本当は今日がライード1日目、明日は2日目なんだ。だから今日は山羊を犠牲にしたんだ。もちろん人によるさ。しない人は多いだろう。」

イード前断食をしている人が多い。5、6人に出会った。
午前中、ブールメンにしてはたくさんの車を見た。それぞれの故郷へ帰っているのだろう。もちろんブールメンに帰省している人も多い。ニュースではバスの席が取れなくて困っている人がいっぱいだって言っていた。ライード中は日本の帰省ラッシュとおんなじ。