ディネ

昨夜はハッサン・イジェルガニーのお家から夕食に招かれた。めっちゃ忙しいときなので来週行くって言ったんだけど、今日じゃなきゃだめだって言われて、夜9時ぐらいに向かった。一人で夜歩くなんてブールメンではほとんどしていない。そもそも最近じゃ1人では夕方6時を過ぎたら家から出ない。昼間より一段とからかいの声がひどくなる。姿が見えないから好き勝手言われる。わざわざ近づいていやらしく声をかけてくる男も少なくない。昨日は迎えに来てほしいなんて言えない感じだったので、がんばって1人で歩いた。やっぱり20歳前後の若者が近づいてきてうんざり。私約二年間ホントよく無事でいられたなあって思う。夜出ると飢えた狼だらけだ。大げさでなく。
ハッサンの家では彼の友人が招かれていた。私は奥さんやハッサンの妹たちと一緒に夕食の準備。
イスラム世界、身近な人を招いて食事を振舞うのが行いの1つのようで。男性陣は食事をしてコーランを詠んで帰っていった。
女性陣は家族だけ。つまり夕食の準備をずっとしている。私はその方についていた。でも男性の食事が終わる23時が近づくともう眠くて眠くて。それを見たハッサンが「キイコに食べさせろ。」と言っていた。鶏肉の丸焼きとクスクスだけどクスクスは食べなかった。今から昨日の残りのクスクスを食べに行く。